【TUMUシリーズ】山梨県笛吹市モモ
¥2,892
SOLD OUT
size 144×36×9 mm
産地 山梨県笛吹市
伐木 花田 満、高橋 梓
製作 一般社団法人森の輪
※木材は天然の素材です。気候や風土などの外的条件や成長過程で受けた傷などの影響によって、形や色、模様などさまざまな表情が現れます。
※節跡や生き節がある場合があります。
【STORY】桃の木は一般的に、1-5年目が若木、6-12年目が成木、13年以上は老木と呼ばれます。今回切った桃の木は、樹齢20-25年でした。桃の木の中でも、超後期高齢者です。桃の木は実の重さ年々折れ曲がり、枝が垂れ下がります。樹齢を重ねた桃の木は、形の良い桃の実をつけることができず、農協や市場へ出荷できなくなります。老木は、味はとびきり美味しく、一流の甘い実をつけますが、日本の消費者は桃を贈答品として取り扱う事が多く、見た目の悪い桃は市場に出回りません。そのため、どんなに味のいい桃を成らす木があっても、形の悪い実をつける15年以上の老木は、伐採して植え替えるしかありません。今回の桃の木は、樹齢20-25年の桃の木(品種:なつっこ)です。切った木は、通常畑の中で燃やします。燃やす過程でCO2が排出されますが、CO2を取り込む木々を燃やすことは、カーボンニュートラルであるため、農家の中では問題とはなっておらず、農家は木や枝を燃やして、またその灰を土にして、循環させます。今回燃やす予定だった桃の木が、とても太くて立派で愛着のある木を、別の形にできたら、という思いもありました。長年育てた、甘い実のなる桃の木を切ることは、桃農家では普通のことです。毎年順番に木を切って、新しい苗を植えて、畑は循環していきます。今回切った桃の木は、満さんと私の中では、とても象徴的な出来事でした。形を変えて、「tumu」というウッドピースに生まれ変わった桃の木は、満さんのこれまでの人生が詰まっているように感じました。